しばらくの間、お休みします。
お越しいただき、ありがとうございます。
photonosukeはしばらくの間、お休みしています。
またいつか戻ります。
夜を泳ぐ
深夜の街は水のなかに似ている。
息が詰まるほど暗く静まりかえっている。
人影はほとんどない。
そのなかを私はひとり、カメラを持って泳ぐ。
それは、かなり怪しい姿かも。
デジタルカメラは暗闇でもよく写る。
その力を試したく、夜の散歩に携えていく。
三脚は使わないから、撮った写真をよく見ると
手振れしているが。
絶対に昼間では見ることも写すこともできない、
深夜の世界をこれからも楽しみたい。
錆びた風景
近所を歩きながら目に留まるもの。
古びた門扉や鉄骨、トタン板。
吹き溜まりに捨てられたペットボトル。
取り壊される建物の廃墟。
そんな「錆びた風景」は、不思議な魅力を放ちます。
錆や芥はメーキャップ。
人が作った工業生産物に、自然の力や時間の手で施されます。
お化粧とは逆に。
このごろの阿倍野。
開発めざましい大阪・阿倍野。
先日も、建設中のハルカスが国内の高層ビルとしては
最も高い300mに達したというニュースがありました。
でも裏通りを歩けば、まだまだ今でも昭和の薫り残る風景に出会えます。
新入の若者ばかりの集まりで、馴染みの顔をみつけるみたいに。
この街のそんなところが心地よいのです。
深い青の色層 2
どの写真も、自宅の近くで。
つくづく青空は、写真を引き立てる最高の背景紙だと思う。
いやいや、背景紙におさまっているだけでは役不足。
今日は青空に主役をお願いしてみた。
それにしてもこの季節、
空の青はなんでこんなにも深いのだ?