季節の色変換

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RICOH GR DIGITAL III・f9・1/500・ISO 100
紅葉や落葉など、ここ数日、葉の写真を続けてお見せしています。
やはり秋は、樹木の葉たちが主役をはってドラマを見せてくれる季節です。
写真は先日のエントリー「これは、出来過ぎ。」と同じ公園で撮影。じつは、撮影したあとに「TOYCAMERA ANALOGCOLOR」というソフトで画像を加工しています。最近の私のお気に入りです。
このソフトはその名の通りデジカメで撮った画像を、あたかもトイ・カメラ(おもちゃのように安価なカメラ)で撮った写真のような画質に変えてくれます。
でも、そうやって変身させられた写真には、けっして「おもちゃみたいな、チープな感じ」ではなく、むしろ年代物のフィルム写真や映画のワンシーンを思わせる、どこか懐かしくてファンタジックな質感があります。
今の季節だけの静寂に満ちた空気感。寒々として、でも日の光が眩しく温かい。
すこし手を加えることでそんなイメージが、より感じられる写真になったような気がします。