光のクリスマス

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RICOH GR DIGITAL III・f1.9・1/42・ISO 400
写真は、とあるホテルのロビーに飾られたクリスマスリースを、フォーカスをぼかして撮ったもの。
やはりクリスマスらしい写真を、といろいろ迷いましたが、光だけでクリスマス気分にさせてくれるこの一枚を選んでみました。自分で撮っておいてナンですが、ボケた写真てヤツは、見るがわの想像をいろいろと膨らませてくれるものです。
余談ですが、このようにピントを大きくずらして意図的にぼかす写真効果のことを、英語では「Bokeh」と呼ぶんだそうです。もちろん日本語の「ボケ」が語源。昔から写真に「ボケた表現」を好んで取り入れたのは、ほとんどが日本人だったから、なんだそう。知りませんでした。
曖昧な表現をよしとするその民族性だからこそ、焦点の曖昧な「ボケ」で想像を深くすることができたのでしょうか。じつに興味深い話です。
それでは皆さん、よいクリスマス・イブをお過ごしください。